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prince
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しばらくお手軽なものばかり使っていたから、本当に久しぶりの更新。
プリンスが突然なくなってしばらくたったのだが、まだ心の隙間が埋まらない。
友人のメッセージで聞いたときも、信じられなかった。他の人も書いているが、なんとなく、彼は死なない気がしていたから。
それほど彼は特別だから。

初めて見たのは深夜のテレビ番組。その頃はイギリス発のポストパンク、レゲエなどの音楽に夢中だったし、それ以外の音楽にはほとんど興味がなかった。でもビキニパンツでギターを背中に持ちパフォームする彼に釘付けになってしまった。
今までそういうビジュアルの人を見た事が無かったし、ファンクというものもほとんど知らなかった。
ヴァニティのビデオのあと流れた1999とlittle red corvetteにさらに釘付け。
なんといえばいいのか、説明の出来ない状態で、とんでもなく引かれてしまった感じ。

次の日、音楽好きの友達と(彼女も大興奮してた)、彼の話でもちきりだったのは言うまでもない。
そうこうしているうちにパープルレインが公開され(あのときは一夏そればかり聞いていたような気もする。個人的にはそれ以前のアルバムの方が好みではあったけど)、初めての日本公演にも行き(日本で見られるとは思わなかったので、感激のあまり号泣)、もう一度ライブを見て、何度かアルバムが出て、また聞いて・・・名前が変わり、以前の名前に戻してしばらくしてからは、それまでのように熱烈にチェックする事はなくなったけど、いい感じに年を重ねて行く彼は、私の音楽ライフのどこかに、いつも居てくれた気がする。数年前にジャズフェスティバルのチケットを探したけれど、とっくに完売していたっけ。いつかミネアポリスの1st Av.に行くのが夢やったのにな。

彼の何でも吸収して独自の世界にした音楽が好き。ソウルもジャズもロックも、ファンクはもちろんヒップホップも、あえて書くけどR&Bも(アルバムのジャケットにもあったけど80sのtwo toneやクラッシュ、new waveも好きだったそう)。それにハウスやジョニ・ミッチェルのような世界まで。とんでもない歌詞も多かったけど、さびしんぼうで恥ずかしがりやで控えめな内容の曲もいっぱい(これこそが彼の世界と思う)。彼の曲でヒットしたシンガーの多い事。
硬派の音楽評論家や、現代音楽の作家まで、”気になるのはプリンス”と言わせてしまうのは、ジャンルを超えた、独自の世界があったからこそじゃないかな。

音楽ビジネスにも勇敢に戦ったし。

そんな彼がもう居ないなんて。ちょっと途方に暮れてしまう。

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ビジュアル的には一番好きな、インナースリーブ。色と言いバランスと言い最高。

プリンス。



 
music, movie - -
slowでfastなfood
前回のアップから2ヶ月ほど経ってしまった。これは自分の日記、メモでもあるので、細々ながら続けようっと。インスタグラムとかも便利だけれど、あまり書き込めないし。

ある小さな小さなまちでのこと。

宿泊先のオーナーに、”どこかおすすめのレストランはある?”と聞いたら、
”ぼくの妻がやっているレストランがあるよ”と教えてくれたので行ってみた。
ごく小さな街なのに、以外と迷い、人に聞きつつたどりついた。
そうしたら迎えてくれたのは白衣のそのオーナー。彼自身、シェフやったのね!

まずはエビの入った、小さなスープを出してくれた。
テーブルにはどこにも大きな白いバラが1輪、ジャズが流れ、テラスは涼しくて、とてもいい雰囲気。ワインも地元でとれたものを選んでもらう。

ふと見るとカタツムリがゆっくりと床を移動中。
それを見て、”slow food!”と笑うと、彼はスローフード、この地域の理事をしているんだそう。

前菜は、皆の希望で生ハム。なんでも、シェフがイタリアで一番美味しいと思うものだそう。残念ながら名前は失念。


かなり長い間、自然に干すと聞いたけど、それも忘れてしまった。ふんわりと、とても繊細な味。時間が作るうまみ。うれしいのは、一緒に出される野菜のピクルス。

つづいて、うさぎのパスタ。
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これがとても美味しかった!白ワインで煮込まれているのでとてもあっさり、丁寧に作られた1品。

最後は地元の魚のグリル。
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手前は新しい粉で作られたポレンタ。もっちり、ねっとりしていて、ぽくぽくした素朴な風味が大好き。ちょっとそばがきに似ていると思う。
エクストラでほうれん草もつけてもらった。
正直、魚は淡水魚だし生臭いのではと気になっていた。でも、皮を特にかりかりに香ばしく焼いてあるので、それが気にならない。新鮮なオリーブオイルとハーブのおかげで、さわやかでとても美味。

おなかがいっぱいでデザートは残念ながら食べられなかったが、カフェとともに出てきたクッキーとメレンゲが素晴らしく美味しかった。
こういうところまで手を抜いてないのがいいな。
この日はとてもとても疲れていて、プロシュートが出た時点で寝そうだったのだが、食べて行くうちに元気が出てきた。こんなことは、あまりなかったかも。

自然は美しく、地元の食材は豊富で、彼はなんかいい感じで、ちょっとうらやましくなるようなライフスタイルだった。

そして、また別の場所で。

今度はもっともっと田舎、山の中。
若い女の子と、お父さんらしい(彼も若い)がサービスをしているポレンタ屋さん。
ポレンタ屋、といっても大きくて、宿泊も出来て、すごくモダンな建物ではあった。
英語もほとんど通じないので、なんとか理解しようとつとめてオーダー。


フリッタータと、サラダ。ポテトのグリル。それからうさぎと(またまた!)ポレンタ。
フリッタータはバターの香り高いふわふわのスフレのよう。自分で適当に作って食べた事しかなかったから知らなかったけど、こんなに上等なものやったのね。
サラダも、ありきたりの野菜なのに、なぜかイタリアで食べるとものすごく美味しい。
パンもおいしかったそう。
でも、やっぱりこのウサギの煮込みと新ポレンタは感動の味だった。うさぎはいったん香ばしく焼いてあるか揚げてあるかしてあって、濃厚なソースがたまらない感じ。家のご飯という味。ポレンタはざらっとしていていかにも素朴で、おなかがいっぱいでもやめられない。
前のレストラン同様、食べて行くうちに元気になって行くご飯。

すごいなあ。

そして、ファストでスローなこのごろのお気に入り。
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インゲンはよくゆでる。この日はいくつかのオリーブと(白いのはアーモンド)。
インゲンをゆでるときに、にんにくをひとかけ入れる。
ゆであがったらそのにんにくをつぶして、オイルとアンチョビ、チリでじりじり火を入れる。
これをソースに、さらに質のいいオリーブオイルをかけると最高。

丁寧に作ったものは、本当に本当においしくて、からだにいいと思う。
決して、太ったり嫌な気分にならないと思う。

ごちそうさまでした。
food - -
aglio olio 伝授の巻
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ローマっ子、マリノに本場のアーリオ・オリオの作り方を伝授してもらう。
写真ではわからないけれど、火にかかっているのは中華鍋のような丸みのある深いフライパン。
彼によると、ソースとパスタをよく混ぜるためにはこういうお鍋が必要、と。
酔っぱらっていたのもあるけど、まずペペロンチーノが入ったのも興味あるな。
いままでは、まず冷たいオイルに、スライスしたニンニクを入れていたから。でもかれはオイルがあったまっているところにどばっとニンニクを投入。
割とアバウトでも大丈夫なのね。

でも、考えるとthe chefでもそうやったかも・・・?

https://www.youtube.com/watch?v=kIBu7vsva_U


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最後の決めてはパセリのみじん切りをまたどばっと!
で、鍋をよーくゆすってゆすって。rock the pan! ロックンロールですな。

大阪時代、これにこって毎朝作った事を思い出すなあ。でもあのときは師匠に習ってやや神経質に作っていたし、緊張していた。
”パスタはこれで、オイルはこれでないと!”みたいな頑さもあった。

きっちり緻密に作るのもいいけど、もっと自由に、楽しくリズミカルに作る事は大事だなと改めて思った日。

ごちそうさまでした。
food - -
shooting in Berlin
わー、すっかりご無沙汰していたブログ。つい、面倒だったりで後回しになっていた。
ブログはでも、好きなときに書けるし、自分用の日記みたいなものやし、勝手に誰かにひろまったりもしないからやっぱりいいな。読みたい人だけが読めるのもいい。

さて、撮影のお仕事でベルリン滞在。
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これでもう4回目になる。最初はミュンヘンで始めたのだけれど、建物はベルリンの方が面白いかもしれない。
この写真のように、もと工場が住居になっていたり、ぼろいけどかわいいアパートとかは、清潔でリッチなミュンヘンではそう沢山ないから。

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ここも惚れる1角だった。手前のしなびたバジルがまたいいねえ。(もちろんはずした)

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この時期は日も長く、お天気も割と安定しているのでスケジュールが組みやすいのもいいところ。
緑がいっぱいで、実に素敵。

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夢の、レコード屋さんロケ。クラッシュのレコードを小道具に使えるだけで、うれしくて涙が出そう。
他にもゴージャスなロケーションとか、今回も沢山沢山ワクワクするところで撮影出来て楽しかった。

以下のリンクから見られます。Nick Drakeは日本の音楽好きのためのボーナス・カット(笑)。
https://www.behance.net/gallery/28239821/lemnos-clocks-III
 
仕事 - -
2回めの chef 鑑賞。this is it!
chef、こんなにいい映画なのに、たったの1週間しかかからなかった(英語バージョン)ので、この日が最終日。

というわけでmiami, i am back!

やっぱり素晴らしい。あっさりと黒バックにタイトルのみの出だしも、昔の映画みたいで逆に新鮮。音楽も食べ物シーンもたまらない。
なんといっても、登場人物が皆いい人たちなのだ、基本的に。欠点もあって、でもいいところもあって憎めない。傲慢で頑固なレストランのオーナーですら。いろんな意味で寛容な映画。そこが私は好きなのかもしれない。言葉遣いはとても乱暴なのだが、優しさや繊細さがにじみ出ている感じ。正直で、理解があって。

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一番好きなシーンの一つ、大人たちがsexual healingを歌うところ。息子のパーシーは最初きょとんとしているけど、途中で意味が分かるのか苦笑。
ニューオリンズからテキサスに向かうトラックからの風景、ブラスバンドバージョンのsexual healing、なんか、アメリカに行ってみたくなる。


これもいつか是非作るつもり。待っててよ、マイアミ。
food - -
BBQ
今年初のBBQ。お昼から雷と聞いていたけど、少しだけでも、と決行。
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友人がうちに置いて行った年季の入ったグリルが活躍中。この日はソーセージの他に薄めに切った牛肉や、アスパラガスなどの野菜、アジアン風にマリネしたとりなど。お持たせのタブレがとても美味しかった。

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予想に反して、すごく長い間晴れてくれた。来ていた友人が、街中からすぐで、こんな自然がいっぱいなところはそうないよねえ、としみじみ言ってたのが印象的だった。川の流れる街は沢山あるけれど、護岸工事のされていない(このイザールは護岸工事されていた部分をもとの姿に戻した場所もある)川べりはそうそうないかも。

今年は後何回できるかなあ。
diary - -
chef、今年一番好きな映画かも。gut stuff!
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日本では先に公開されていたのでずっとずっと気になっていた映画がやっと封切りになったので行ってきた。なぜかこちらではkiss the cookという変なタイトル。おかげでオリジナルを探すのに苦労した。
こういう映画を吹き替えで見る事ほど、面白くない事は無いから。
どちらにしても日本語字幕じゃないので、100%理解する事は出来ないし。

あらすじはざっと知っていたけど、予想以上に良かった!
テーマも、ディテールも、ちょっとローバジェットな感じの撮影、エディットも。
もちろん食べ物のシーンも。

でもなんといってもまず音楽にやられた。

最初はal green。ここでノックアウト。それからrudy, a message to you, Mi swing es tropical, Hot 8 Brassband ヴァージョンのsexual healing (オリジナルより好き)等々、LA, マイアミ、ニューオリンズ、テキサス、それぞれシチュエーションと舞台に合わせた音楽がすばらしく、最後カリフォルニアに戻ってきたときはrogerがかかり、ここで悶絶。

制作、脚本、監督、主演までこなしたjon favreauという人の事はほとんど知らなかったけど、関連記事を読んでいると、ますます主人公のカールとイメージが重なる。
正直で、シンプルで、ちょっと不器用で、、、。

話の中には生きるためのヒントと言うか、姿勢、フィロソフィが沢山ちりばめられている。
自分のやりたい事をやるべきというスタンス。きっとこれは自分の経験から来ているのだろうな。
特に彼の息子との間で、、市場の野菜の美しさ、汚れているからといって簡単にものを捨てては行けない事、包丁をもつということはどういう事かという事。誠実であること、等々。また彼も息子からSNSのことやなんかを学んで行くのも面白い。ディズニーワールドよりも
ニューオリンズのベニエを選ぶところがまた渋い。

沢山アドリブっぽいシーンがあって、どこか完璧じゃなくて、でもみなとても楽しそうに撮影しているのがあふれていて、心がワクワクした。
トップレストランで昇格したのに、それを投げ出してカールを手伝うマーティンがまたいいやつなんよね。言葉はすっごく汚いけど(笑)。

あと彼は、伊丹さんのタンポポにとても影響を受けたそう。うーん、それもつながってる感じ。思わずうれしくなってしまう。

使い込まれた和包丁を含む彼の料理シーンも素晴らしい。にんにくがこれでもかという位入ったペペロンチーノや何やら南部っぽい豚バラのロースト、シアントロいっぱいのソース、うになんかも使われていたり。
でも一番美味しそうなのは彼が息子に作る朝ご飯。簡単なようでいて、絶妙のタイミングで焼き上げられるハッシュドポテトやホットサンドイッチ。そのときは息子もあまり興味が無いところがおかしいのだけれど。雑然としたキッチンも素敵です。

後2回くらいみたい。

music, movie - -
理想の石けん
液体ソープはやや苦手。あのちょっとぬるぬるする使用感とか、次に新しいのを買って詰め替えるのか、それとも全然違うのにするかの中途半端な感じとか。ポンプのところから垂れてくるのもあまり好きじゃない。
とはいえ、石けんはだんだん下のところが柔らかくなって、においも無くなってくるのがまた苦手。ずっとずっと前、フランス人もらったL社の石けんは、最後まで気持ちよく使えてしっとりしていたのがお気に入りだったのに、だいぶ前から質がとても落ちたと思う。冬のお助けアイテムだったボディバターも、すんごく高くなって、あんましきかなくなった。
東京でカフェなんて作ってる場合じゃないと思う。

が、思わぬところでいい石けんに出会えた。ひとつもらったのだが、長い間放っておいたのだ。
思いついて使ってみたらさっぱりしていて、それでいてちょっとしっとりもしているし、においもいい感じ。何よりうれしいのは小さくなっても泡立ちもにおいもよく、からっとかわいてくれていること。

なのでばーんと大人買い。

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ちょっとヒッピーなおねえさんのいる、こんなかわいいお店にて。

またまた石けん生活。パッケージがいらないのもいいね。プラスティックのびんは、洗っていてもなんとなくきれいじゃなくなっていくし。理想を言えば、髪もこれひとつで、といいたいところやけど、さすがに硬水なので出来ません。
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野菜はおいしい。
最近食べて美味しかったもの。

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白アスパラガスのスープ。優しく、滋味あふれる味。

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お惣菜屋さんのキャロットラペ。これだけ繊細に切れるのは機械のなせるわざ。もちろん、うちでは包丁で切る事が多いかな。しりしりも、おろし金みたいなものも持っているけど、どうもすぐつまるのがイライラする。フードプロセッサーは存在自体が苦手。
ちなみに上はダルマイヤーのハンバーグ。美味しかった。

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美しい野菜のアンティパスト、ミスト。切っただけ、和えただけ、焼いただけなのに野菜がいいからかとても美味しかった。

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次に頼んだペペロンチーノ、ここのはグリーンアスパラとトマトのおかげでさわやか。

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別のお店の前菜。これも焼いただけの野菜がいい味。これがイタリアに行くともっともっとびっくりするぐらい美味しいんよね、、、。

ごちそうさまでした。
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お弁当の日々
ここ最近、地道にお弁当を作っている。先週は出かける事が多くて、後半は外食だったりテイクアウェイだったりしたのだが、本当にたべたいものがあまりないのと、どうも食べた後もすっきりしない。
もちろんお弁当を作るのはエクストラで時間もかかるから、朝さらに慌ただしくなるのはちょっとしんどいけれど、お昼何を食べようか考える必要も無く、確実に安心出来る感じは変えがたいかな。

ある日のお弁当。
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前の日のクスクスと、レモン塩でマリネしておいた豚肉とポテトなど。

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ある日はパスタ。フジッリはさめても美味しく、食べやすい。この日は焼き野菜を利用してサラダ仕立てで。

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バイトの人が来てくれる日のまかない弁当。一人分も二人分もあまり変わらないし、お金もかからないお弁当はやっぱいいいなと思う。
この日は前の日にカレーだったので、それをりようしてビリヤニ風に。パコラの残りもあたためて、ゆで卵が入るとぐっと華やかになる、笑。

お弁当が続けられるのは、いろいろ無理しておかずを用意したりしないこと。あるもので、1品でも、なければおにぎりでもいいので気楽に作る事かな。
ステンレスの2段式はもう20年以上使っている。飽きないし、プラスティックと違いすっきり油汚れも落ちるので便利。同じ理由で琺瑯のお弁当箱もお気に入り。それに美味しく見える。
あとは塗りのお弁当箱、最近仲間入りしたまげわっぱに竹のお弁当を愛用中。

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ぼくはお昼ご飯なしみゃよ。朝と夜が基本みゃ@タビ。

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