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slowでfastなfood
前回のアップから2ヶ月ほど経ってしまった。これは自分の日記、メモでもあるので、細々ながら続けようっと。インスタグラムとかも便利だけれど、あまり書き込めないし。

ある小さな小さなまちでのこと。

宿泊先のオーナーに、”どこかおすすめのレストランはある?”と聞いたら、
”ぼくの妻がやっているレストランがあるよ”と教えてくれたので行ってみた。
ごく小さな街なのに、以外と迷い、人に聞きつつたどりついた。
そうしたら迎えてくれたのは白衣のそのオーナー。彼自身、シェフやったのね!

まずはエビの入った、小さなスープを出してくれた。
テーブルにはどこにも大きな白いバラが1輪、ジャズが流れ、テラスは涼しくて、とてもいい雰囲気。ワインも地元でとれたものを選んでもらう。

ふと見るとカタツムリがゆっくりと床を移動中。
それを見て、”slow food!”と笑うと、彼はスローフード、この地域の理事をしているんだそう。

前菜は、皆の希望で生ハム。なんでも、シェフがイタリアで一番美味しいと思うものだそう。残念ながら名前は失念。


かなり長い間、自然に干すと聞いたけど、それも忘れてしまった。ふんわりと、とても繊細な味。時間が作るうまみ。うれしいのは、一緒に出される野菜のピクルス。

つづいて、うさぎのパスタ。
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これがとても美味しかった!白ワインで煮込まれているのでとてもあっさり、丁寧に作られた1品。

最後は地元の魚のグリル。
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手前は新しい粉で作られたポレンタ。もっちり、ねっとりしていて、ぽくぽくした素朴な風味が大好き。ちょっとそばがきに似ていると思う。
エクストラでほうれん草もつけてもらった。
正直、魚は淡水魚だし生臭いのではと気になっていた。でも、皮を特にかりかりに香ばしく焼いてあるので、それが気にならない。新鮮なオリーブオイルとハーブのおかげで、さわやかでとても美味。

おなかがいっぱいでデザートは残念ながら食べられなかったが、カフェとともに出てきたクッキーとメレンゲが素晴らしく美味しかった。
こういうところまで手を抜いてないのがいいな。
この日はとてもとても疲れていて、プロシュートが出た時点で寝そうだったのだが、食べて行くうちに元気が出てきた。こんなことは、あまりなかったかも。

自然は美しく、地元の食材は豊富で、彼はなんかいい感じで、ちょっとうらやましくなるようなライフスタイルだった。

そして、また別の場所で。

今度はもっともっと田舎、山の中。
若い女の子と、お父さんらしい(彼も若い)がサービスをしているポレンタ屋さん。
ポレンタ屋、といっても大きくて、宿泊も出来て、すごくモダンな建物ではあった。
英語もほとんど通じないので、なんとか理解しようとつとめてオーダー。


フリッタータと、サラダ。ポテトのグリル。それからうさぎと(またまた!)ポレンタ。
フリッタータはバターの香り高いふわふわのスフレのよう。自分で適当に作って食べた事しかなかったから知らなかったけど、こんなに上等なものやったのね。
サラダも、ありきたりの野菜なのに、なぜかイタリアで食べるとものすごく美味しい。
パンもおいしかったそう。
でも、やっぱりこのウサギの煮込みと新ポレンタは感動の味だった。うさぎはいったん香ばしく焼いてあるか揚げてあるかしてあって、濃厚なソースがたまらない感じ。家のご飯という味。ポレンタはざらっとしていていかにも素朴で、おなかがいっぱいでもやめられない。
前のレストラン同様、食べて行くうちに元気になって行くご飯。

すごいなあ。

そして、ファストでスローなこのごろのお気に入り。
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インゲンはよくゆでる。この日はいくつかのオリーブと(白いのはアーモンド)。
インゲンをゆでるときに、にんにくをひとかけ入れる。
ゆであがったらそのにんにくをつぶして、オイルとアンチョビ、チリでじりじり火を入れる。
これをソースに、さらに質のいいオリーブオイルをかけると最高。

丁寧に作ったものは、本当に本当においしくて、からだにいいと思う。
決して、太ったり嫌な気分にならないと思う。

ごちそうさまでした。
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